回答 1件
熊被害が増加している主な理由:
① 個体数の増加
1980〜2000年代にかけての保護政策(狩猟規制)が奏功しすぎて個体数が増加。秋田・岩手のツキノワグマは推定3万頭以上に。ハンター(猟師)の高齢化・減少で個体数管理が追いついていない。
② 里山の荒廃
人口減少・農業の衰退により農村の耕作放棄地が増加。本来人間との緩衝帯だった「里山」が荒れ、熊が人里に出やすくなった。
③ エサ不足(凶作年)
ドングリ・ブナなどの木の実が不作の年は熊が山を降りて人里で食料を探す。2023年はドングリの凶作年だった。
④ 気候変動
秋の気温上昇により冬眠時期が遅れ、行動期間が長くなっている説もある。
⑤ 学習による恐怖心の喪失
人間に追い払われる経験が少ない若い熊が人間を怖がらなくなっている。
対策の現状
環境省は個体数管理(捕獲目標の引き上げ)を進めているが、動物愛護との兼ね合いが難しい状況。